きたかぜとたいよう✱kodomo to ouchi✱

むずかしいお年頃の娘といつまでも幼い5つ下の息子。そして夫と私と小鳥との日々!

1年生返り。

 我が家の2人の子どもたちは5歳離れた1年生(息子)と6年生(娘)です。
よく、年の離れたお姉ちゃんがいてくれるからいいね、と特に息子のお友達ママに言われます。

もちろん本当に助かる事はたくさんあって私も娘を無意識に頼っている所があります。

月曜の朝、荷物がランドセルのほかに体操服、絵の具、傘とたくさんの時は何も言わなくても娘が弟の分も1つ持ってくれたり、私が帰りが遅くなる時は鍵を持っている娘に息子が帰宅したとき居てもらうよう頼んだり。

息子が一人で公園へ行くと、頼まなくても迎えに行ってくれる事もよくあります。
挙げるときりがないくらいたくさん助けてもらっている事、今書きながら気付きました!笑


そんな、頼りになる娘ですが、虫の居所の悪い時や、へそを曲げた時は別人で…。
ホントにしょーもないことで弟にキレたり、聞いていられない意地悪なコト言ったり、したり…💧

弟も最近負けていないので対等に喧嘩しています。

6年生と1年生が対等にやり合っていると、やっぱりどうしても2人に注意しているつもりでも弟よりになってしまうんです。

だって、対等には絶対弟は勝てないし、5つも離れた弟を、こてんぱんにやっている6年姉を、正義感からやっつけたくたくなってしまうんです。
だけど、私が間に入って丸くおさまることはほとんどなくて、悪化させたり後で私が後悔するような終わり方になってしまったり…


兄弟喧嘩には本気で悩んだ時期もあって、図書館で兄弟子育ての本を読み漁った事もありました。
そんな喧嘩ばかりしていたわけではないのですが、その頃の私は2人の喧嘩がストレスで、喧嘩ばかりが目についてしまっていたのです。

読んだ本に、兄弟喧嘩は放っておくこと!親の口出しは百害あって一利無し!とありました。
ほんとにその通りだと思います。
私がいない時は多少喧嘩してもいつの間にかまた笑い合っているんです。

え、原因私…?



最近も相変わらずよく喧嘩しています。
本当にしょーもないことばかり。車の座る場所の取り合い、ジュースの量の違い、お菓子の取り合い…。
どれも6年生がする事ではありません。


そうなんです!

最近やっと私がわかったこと。


弟と喧嘩をしている時の娘は6年生ではないのです。


思い返すと1年生の頃の娘は、2歳の弟をとても可愛がり、何でも弟に譲り、母なのか?と思うほどの愛情を弟に注いでくれていました。
あの頃頑張り過ぎた娘は今やっと、1年生の時に出せなかった姿を出せるようになったのです。
もちろん家の中だけですが。

そう思えるようになってからは、どんなに見ていられない低次元な喧嘩をしていても、気にならなくなりました。
1年生同士だと考えると、娘の味方にもつけるようになりました。

その分弟が泣く事は増えた気もしますが、仲良く過ごす時間も前より増えたと思います。
その時も、娘が息子に合わせ1年生らしい仲の良さを感じます。
もちろん今まで通りお姉ちゃんらしい姿もたくさんあります。
外ではみんなに羨ましがられるしっかりした姉なのですから(^^)v




赤ちゃん返りをせずに今まで来てしまった娘が、今やっと遅ればせながら返っています。

1年生に✨