きたかぜとたいよう✱kodomo to ouchi✱

むずかしいお年頃の娘といつまでも幼い5つ下の息子。そして夫と私と小鳥との日々!

息子が思い出させてくれた「いただきます」

家族でグルメ番組を見ていた時、ブランド鶏の養鶏場が映されていました。

中にはたくさんの鳥たち。

それを見て、息子が
「この子たちを殺して食べるの…?」
「かわいそう…」

と言いました。


私も遠い昔同じような気持ちになったことがあるのを思い出しました。
(きっと誰もがあるはず…)


「そうやで、大好きな唐揚げもチキン南蛮も、サーモンのお寿司も焼肉も、みんなみんなこういう命をいただいてるんやで。
好き嫌いしないで、大切に残さず食べなあかんな。」
と、ちょっと保育士モードで話しました。

すると、


「…だから、手を合わせて『いただきます』って言うんかー!!」
と息子が目を輝かせて言いました。


「!!!

 ほんまや!」




そうでした。
職場の保育園でも家でも、私はどちらかと言うと「どうぞ」や「召し上がれ」を言う立場なので、無意識のうちに、「いただきます」を自分に向けられた言葉だと心のどこかで少し勘違いしていたかもしれません。



当たり前のように、わかっているつもりで使っていた『いただきます』の本当の意味を息子が思い出させてくれました。



夕食の時、息子の「いただきます」はいつもより丁寧に聞こえました。


私も見習おう!


今日は仕事で腰を痛めてしまいキッチンに立てず、夫に作ってもらった野菜炒め。

夫にも丁寧に、「いただきます!!」を伝えました🙂