きたかぜとたいよう✱kodomo to ouchi✱

むずかしいお年頃の娘といつまでも幼い5つ下の息子。そして夫と私と小鳥との日々!

小さい母の苦悩。

 
 昨日、1年生の息子と道を歩いているとバッタリ会った娘の同級生ママに「大きいね〜❢」と息子が言われました。
息子は決して大きくはなくて、私が小さいのでそう見えたようです。


私は身長146センチの、正真正銘チビハハです。
ほかに特徴のない私にとっては身体の小ささが唯一の特徴なので、コンプレックスに思ったことはありません。


子どもの頃は、男子にチビ!チビ!とバカにされて腹が立ったことや、もっと大きくなりたいと牛乳をがんばって飲んだ時期もありましたが、今振り返っても小さくて損だと感じたことより、得を感じたことの方が多かったように思います。

見た目そうでもなくてもサイズ感だけで可愛がってもらえたり(中学の部活の先輩とか)、運動会の組体操ではほとんど上に乗る役だったり、集合写真はいつも前列の真ん中でした。
小ささから周りに守ってもらえることも多かったように思います。
同級生のアネゴ肌の友達なんかからしたら完全に妹みたいな存在でした。

大人になって、服のサイズで困ることは時々ありましたが、子供服でもいけるという利点も❢
今でもユニクロヒートテックやエアリズムなんかはキッズサイズの方が安くてサイズも合うのでいつもキッズの150を買っています。
今ではもう6年の娘と同サイズ!笑


そんな、あまりデメリットを感じていなかった身長の低さを人生で1番損に感じたのは妊娠出産の時です。

骨盤の大きさは身長でほぼ決まるらしく、妊娠がわかってすぐ先生に、骨盤が小さいからお産は時間かかるかもねと難産宣告されました。
それからも検診のときに子宮が小さいから赤ちゃんの成長もゆっくり目だとか、初めての妊娠の私には不安になることばかりでその時初めて自分の身体の小ささを恨みました。
お腹の赤ちゃんもきっと窮屈だろうなぁと思ったり…

宣告通り二人共難産で、今でもよく友達に「お腹切らずによく産めたな〜」と普通分娩だったことを驚かれます。

母になってからの私は、度々身体の小ささを恨むことになりました。
すくすくと育つ我が子、抱っこした時の胸の中での収まりが人より早くフィットしなくなり、抱っこひものエルゴも海外製品なせいもあって1番ベルトを短くしてもサイズ合わず…それでもお祝いで頂いてとても気に入っていたので使っていましたが、赤ちゃんのお尻が沈み込む感じは明らかにフィットしていませんでした。

2歳、3歳くらいになると、子どもはまだまだ抱っこしたっておかしくない大きさでしたが、抱っこしていると、「なんかバランスおかしいで」と笑われたり、「大きいのに抱っこしてもらって…」と言われたり。
一緒に歩いていると、今日のように「大きい子やね〜」と言われる事も多々ありました。
それが嫌と言うわけでもありませんでしたが、その時のニュアンスによっては、「私が小さいからそう見えるだけで別に大きくはないんです〜^^;」と返すこともあります。

6年生の娘と同等の体格になった今ではもう諦めもつくし、もっと大きな子でお母さんと変わらない体型の子もいるので何とも思わなくなって来ましたが、やっぱり時々、人並みの体型だったらもう少し長く抱っこの時期を楽しめたのにな〜とか、ふと思います。


それでも甘えん坊の息子は未だに抱っこを求めて来るので抱っこしますが♡



そのうち家族のみんなに見おろされる日が来るのは間違いないと思います❢


とりあえず子どもたちに背を越されたら説教する時は、正座させて私は仁王立ちですね٩(๑`^´๑)۶