私のぎっくり腰には荒治療が効いた!!

先月、仕事中にぎっくり腰をやっちゃいました…。

腰痛は保育士の職業病みたいなもので、私は常にあって、良くなったり悪かったりは日常のこと。
毎朝出勤前には、欠かさずストレッチ(特に太ももを伸ばす！)をして予防に努めているつもりでした。

でも、職員が交代で夏の休暇を取っていて少し人手が足りない日に、いつもの倍速でおやつ前の机のセッティングをしていたら、机を持ち上げた時にピキッッッと腰に痛みが走って…(ﾟдﾟ)！

人生2回目のぎっくり腰でした。

初めての時はもう歩けないどころか身体を起こせないくらいひどかったのですが、今回は幸い歩くことはできたので、その日はなんとか痛みに耐えながら仕事を終えました。
でも翌日はベッドから起きてもトボトボ歩くのがやっとで、これでは出勤しても邪魔になるだけ…と思い休ませてもらうことに…。

とりあえず近くの整形へ。
前回もそうでしたが、ぎっくり腰は時間薬、2週間は安静に!と痛み止めをもらい、しばらくコルセットを巻くよう指示されて帰宅しました。
そんなに仕事は休めないし、ちょうど週末だったので2日間安静にして週明けからは痛み止めを貼って飲んで、コルセットを巻いて仕事をしていました。

少しましになったものの、まだまだ立ったり座ったりの動作や重い物を運んだりするとぶり返して、仕事でそんなことばかりしているからかひと月経っても治りきらず、悪い日は仕事から帰ってからはもう動けないくらいの日もありました。
かがめないので朝は顔が洗えない、靴下がはけない…。
日常生活にも支障が出てきた上に良くなる気配がなかったので、これはやばいかも…と思いもう一度受診することにしました。

今度は、少し遠いのですが数年前に腰に難病を患った父が手術を受けた腰専門と言ってもいいくらいの腰痛に特化した整形外科です。

そこで、腰椎の右側に圧迫があること、反り腰であること、股関節のお椀部分(太ももとの繋ぎ目)のお椀がもともと浅くて不安定である事がわかりました。
そのため、今一時的に炎症を抑えて痛みを取ってもまた腰痛を繰り返すとのことでした。

そこで、先生からの提案はリハビリでした。
リハビリで正しい姿勢、筋肉を身につけて、腰痛を繰り返さない身体を作りましょう、と。

その病院は痛みは動いて治す！がモットーで、父親も術後リハビリに苦悩していましたが、病院内にとても広いリハビリのフロアがあって、スポーツ選手などもよく訪れると聞いたことがありました。

私もせっかく遥々来たのでぜひ受けたいと思い、早速受けて帰ることに。

そこでのリハビリは、今まで安静を心掛けていた私の意識をひっくり返されるものでした(゜o゜;

姿勢のチェックから始まり、最初はあちこちリハビリの先生が関節を動かしてみたりしながら柔軟性のチェックなどをしてくれます。
毎朝の腰痛予防のストレッチが効いていたようで、下半身はとても柔軟性があるとのこと。
先生も、太ももがガチガチなのを予想されていたのか、そうではなかったので首をかしげていました。

腰椎のチェックでは、一つひとつ骨を探って位置を確認しながら、私の痛みの大元は腰の下の方の仙骨にあることが判明。
押さえられるとすごく痛むポイントでした。
右の骨盤が内側に向いていることも。
右の骨盤を後ろから掴んでミシミシと外側へ引っ張られると重い痛みで汗が出てきました(汗)

次に腰から上のチェックが始まってすぐ、判明しました！
私の腰痛が良くならない原因は側筋でした！！

脇から下の特に右が、全然伸びない(；´Д｀)
やってみてと言われた側筋のストレッチも筋トレも全然できない(T_T)

先生はうれしそうに「これやな〜」とニヤニヤしていました。
右側は腰痛もひどい方で伸ばすなんて激痛なので、いつもできるだけ動かさないようにかばっていたのですが、それが余計に弱くしていたようです。

そして先生が悪魔に変わりました。。。(*_*)
(↑失礼)

痛いのに、すごく痛いのに、伸ばされる伸ばされる…。無理に引っ張るとかではなく私の意思でやるのですが、絶対痛くて無理なストレッチを散々させられました。
そして、宿題に筋トレとストレッチのやり方を絵に描いて渡してくれて、また２週間後の予約を入れてもらって帰りました。

いたかったー(;_;)
と涙目の帰り道でしたが…

なんと腰が楽になったこと！！！

この一ヶ月以上出来なかった動きがらくらくとできるようになったのです✨
調子に乗るとまた痛くなってしまったりですが、先生も、痛いときは痛み止めを飲んでもいいと言ってくださったので痛み止めを時々使いながら来週のリハビリまで自宅でトレーニング中です！
コルセットは、仕事中以外は使わないで、とのこと。

コルセットに頼らず自分の筋肉で支えられるように！です。

腰痛かひどい間、休みの日も何もやる気が起こらなくていろいろなことを諦めていました。
些細なことばかりだけど、かがむのが辛い運ぶのが辛いというだけでできない用事がいっぱいあって。
でも洗濯物をベランダへ運ぼうとしていると、娘が「運ぶわ」とヒョイと持って上がってくれたり、息子が靴下履くのを手伝ってくれたり、子どもたちの優しさもたくさん感じられました。

でもでも、やっぱり、

痛みなく動けるって幸せ！！

そして、手術以降もまだ腰痛に苦しんでいる(リハビリも断念してしまった)父の気持ちが少しだけわかって、もう少しいたわってあげようと思いました。
あー、なんだか父の顔見たくなってきました。

今日は仕事休みだし、午後から顔出しに行ってこようかな!

大きな台風が近づいて来て、怖がりの母も怖がっていることでしょう。

来週もリハビリがんばります〜