きたかぜとたいよう✱kodomo to ouchi✱

むずかしいお年頃の娘といつまでも幼い5つ下の息子。そして夫と私と小鳥との日々!

転院の報告へ。

セカンドオピニオンで訪れた公立病院で放射線治療を決断した私たちは、その報告と正式な紹介状を書いて頂くために再び手術を受けた病院へ足を運びました。

まずは、いろいろな選択肢があること、じっくり考えて治療方針を決めることの大切さを教えて下さり、何よりも私たちの気持ちに寄り添って下さった放射線科の先生の元を訪ね、転院して放射線治療を受ける決断をした事のご報告とお礼を伝えました。
私たちが決断できた事を心から喜んで下さって、笑顔で送り出して下さいました。


そして、この日お会いすることはできなかったのですが、セカンドオピニオンを勧めて下さり、その手配をして下さった腫瘍内科の先生。
通常セカンドオピニオン外来は、相談だけでもなかなかの費用がかかるらしいので覚悟していたのですが、先生同士面識がおありだったようで計らって下さり、ごく普通の診察料くらいしかかかりませんでした。
紹介先の先生も本当に信頼できる先生で、悩んでいた私たちもすぐに決断することが出来たので、本当に感謝です。



それから、1番きちんと報告しなければいけない手術を執刀して下さった泌尿器科の主治医。
『患者の気持ちに寄り添う医療』とはほど遠く、不信感から苦手意識を持ってしまいましたが、結果、この先生が最初から私たちに指示された放射線治療を受けることを決断したので、この先生の言ってることは間違ってなかった…という気持ちと、もっと私たちの気持ちに寄り添ってくれれば、私たちに理解できるように説明してくれれば、こんなに遠回りせずにすぐ治療を始めることができたのになぁ、と
複雑な気持ちでした。

この日も、私たちに対して苛立ちの態度は変わらず、報告で訪れた私たちに「何しに来たんですか?」と言わんばかりの対応でした。
手短に報告すると、目も合わさず「よかったです、がんばって下さい。」とだけあり、私たちは診察室をあとにしました。

でも、この先生が精巣がんだと診察を下し、翌日にすぐ摘出手術をして下さったことが夫を救ってくれたことは間違いないので、心から感謝しています。


いろんな気持ちがありましたが、とにかくもう前を向いて放射線治療をがんばってもらうしかない!
しんどいと思うけど、私も精一杯サポートしよう!と誓ったのでした。